岡山デイズ③断食の始まり

こんにちは!

布教師弟です!
不良布教師でしたね…


断食の辛さ…
思い出すだけでゾッとしますね!(笑)
それではどうぞ!




前回投稿
岡山デイズ②Mさんとの出会い




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Mさんに承知をいただき、
3日間と仕切ってお願いをさせていただく
事になり、僕の心は勇みに勇んでいました。
今一番大切な「食」をお供えし、
断食をして神様に働いていただこうと
思ったのです。

しかしながら、完全な絶食は
命に関わるので、水とお茶だけは
飲ませていただくことにしました。


その旨を父に電話すると、
「色々するのは良いことやけど、
形だけになってしまったら何の意味も無い。
どういう真実を神様に
受け取ってもらえるのか考えや」
と言ってもらいました。

「Mさんには人をたすける
ようぼくになって欲しい!
なにがなんでも助かってもらおう。
だからにをいがけもしんどいけど
キッチリさせてもらおう!」
その心がメラメラ燃えていたので、
おつとめにも熱が入ります。


寮での食事の時間。
心が定まったからか、
人が食べている様子を見ても
全く何も思いません。
人によっては空腹で
イライラしてしまうそうですね。

今思えば、これも
親神様のお働きだったのかなぁと思います。
ですので、いつも通り
寮生の皆とおたすけ話をしながら
お茶を飲んでいました。


岡山は夜も人が多くて、夜にチラシを配りに行ったことも。



そして一夜明けて次の日。

身体の疲れが全くとれていない。

気だるさがずっとつきまといます。
これが断食の真の辛さです。
動けば気も紛れますが、
動くことがもうしんどい。

そんな中、寮長 原田義徳先生から

「若い頃はスマートに
通ってはいけない。
にをいがけは理屈っぽい
心の角を取ってくださる。
これは何億円出しても
できない事だ」

とありがたいお仕込みをいただきました。
お陰でヘロヘロでしたが、不格好でも
我武者羅に歩こうと思えたのです。



Mさん宅を訪れ、
部屋の掃除をして
おさづけを取り次がせていただきました。
そしてMさんに、
助かる為に
人にたすけてもらう側でなく
人をたすける側になって欲しい。
ようぼくになって欲しい。
とお伝えしました。

すると唐突に

M「家の中やと気が滅入るねん」
僕「それならおぢばに行きましょう!」
M「ええよ」
僕「別席っていう神様のお話聞きますか?」
M「ええよ」

いや、いいんかよ!!
昨日はあんだけ拒んだのに!(笑)
3日間仕切りの2日目午前中にOKとは…(笑)

しかし、少しずつ
神様が働いて下さっているのだと
嬉しくなりました。


去り際、
僕「ほんならMさん帰るね」
M「ご迷惑おかけします」
僕「僕はMさんの笑顔が見たいんですよ!
前言っていたから揚げ作って欲しいし!」
M「断食終わったら作るわ」
とやりとりがありました。

そう、Mさんはこの時点では
全く一度たりとも笑っていません。
また、「ありがとう」とう言葉を使いません。
当時、Mさんは心がガチガチに
疲れていたんだと思います。
だからこそ、身体のことは大変ですが
心を柔らかくもみほぐし、
ニコッと笑って欲しかったんです。


おぢばに帰ることを了承してもらいましたが、
ここで断食やにをいがけをやめると、
絶対神様は働いて下さらない。
そう確信しました。
改めて、しっかりお願いをさせてもらおうと
決意を新たにしたのでした。


やりづらかったろうに…寮の皆にはホント迷惑かけました


さて、布教の家岡山寮では
毎日訪問件数100件を掲げています。
一人でも多くの人と出会い、
おさづけを取り次ぎ
おたすけをさせていただく為です。

つまり、Mさんのおたすけだけでは
終われません。
Mさん宅を掃除させてもらった後、
再びにをいがけ・おたすけに歩きます。



正直に言うとコレが本当にキツかった。
身体はどんどん重くなってきます。
元気もなくなってきます。


「もうMさんはおぢばに帰ってくれるって
言ってるし、神様にお願いもしてる。
もう今日はMさんだけでいいじゃないか」

「いやいや、このおたすけを半端にしては
いけない。これは多分、自分の一生の中で
生き続ける話。夢に見たおたすけの世界
じゃないか。こんな時こそしっかり歩いて
おさづけ取り次がせてもらおう!」


交互に天使と悪魔が戦っていました。
まっすぐ歩くのも意識しないとできない。
披露して、悩んで…
でも、
それでも助かってもらいたい!
2日目もどうにかその一心で
終えることができたのでした。



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岡山デイズは当時の日記を見ながら
書いているのですが、断食中の字の乱れが
ものすごいことになっています(笑)





長文失礼しました。
続きはまた今度!

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