心におさまってきたもの〜花粉症に思ふ〜

こんばんは!
どうも弟です。

マイナーチェンジしました。


御覧の通り花粉症です。
今がピークと聞きました。
今年は少し早いですね。
目がかゆい…


今日は天理教の教えが
心におさまってきたなぁ
と思う事がありましたので、
そのお話を。


上記の通り花粉症なんですが、
結構やっかいなんですよコレ。

花粉で目がかゆくて鼻水が出る。
これだけじゃなくて、
まぶたは重くなって肌は荒れ
鼻詰まりで集中力は低下。
睡眠の質も下がるし、
頭が痛くなったりします。

恐ろしい病なのです…!!
今この瞬間も目がかゆい。
取り出して洗いたい。
北海道に5年住んだら治るという話もあるとか…



しかし、もう10年も花粉症だと
慣れてきたのか、
「有り難いなぁ」
と思える時間が増えてきました。

目に見えない程小さな粉が
人体にこんなに影響すること。
目のかゆみも鼻水も
自分でコントロール出来ないこと。
全てこの身体は神様から
お借りしているんだと感じさせてくれます。


また、お風呂で目や鼻の花粉を洗い流す
爽快感!!
もうその快感の為に毎日
花粉を身に纏っていると思う程です(笑)
一日3回入りたいですね




花粉症はわかりやすく
当たり前は当たり前じゃない
と気づかせてくれます。

僕達は有り難いことが
ずっと続くと、それが
当たり前だと思ってしまいがちです。

逸話篇にこういうお話があります。


大和国倉橋村の山本与平妻いさ(註、当時四十才)は、明治十五年、ふしぎなたすけを頂いて、足腰がブキブキと音を立てて立ち上がり、年来の足の悩みをすっきり御守護頂いた。が、そのあと手が少しふるえて、なかなかよくならない。少しのことではあったが、当人はこれを苦にしていた。それで、明治十七年夏、おぢばへ帰り、教祖にお目にかかって、そのふるえる手を出して、「お 息をかけて頂きとうございます。」と、願った。すると、教祖は、「息をかけるは、いと易い事やが、あんたは、足を救けて頂いたのやから、手の少しふるえるぐらいは、何も差し支えはしない。すっきり救けてもらうよりは、少しぐらい残っている方が、前生のいんねんもよく悟れるし、いつまでも忘れなくて、それが本当のたすかりやで。人、皆、すっきり救かる事ばかり願うが、真実救かる理が大事やで。息をかける代わりに、この本を貸してやろ。これを写してもろて、たえず読むのやで。」と、お諭し下されて、おふでさき十七号全冊をお貸し下された。この時以来、手のふるえは、一寸も苦にならないようになった。そして生家の父に写してもらったおふでさきを、生涯、いつも読ませて頂いていた。そして、誰を見ても、熱心ににをいをかけさせて頂き、八十九才まで長生きさせて頂いた。
(『稿本天理教教祖伝逸話篇』147 本当のたすかり)


喉元過ぎれば熱さ忘れる
とよく言ったもので、
僕達はすぐに有り難い事を
忘れてしまいます。



その考えを改めるには、
僕にとって花粉症はちょうどいいのです。




僕は花粉症シーズンになると
病院に通って
お薬をいただいているんですが、
この薬が本当によく効くんです!!!
有り難い!!
鼻が詰まらない!
目がそんなにかゆくない!

なんて嬉しい!!!


戸別訪問をして
「天理教です。
身体のしんどいところ
ございませんか?」
と尋ねると、
「しんどくなったら医者へ行く。
宗教は何のためにもならない」
と言われたりします。

ですが、この
「しんどくなったら医者が治してくれる」
これも当たり前ではないんです。
手術で皮膚を切開し、そこを縫いつける。
これは人間の技術です。
しかし、この皮膚がくっつくのは
人間の技術ではどうしようもありません。
神様の御守護によるものです。

薬も同様です。
薬が消化されて
成分が患部にいき効いてくるのも、
ちゃんと消化されるから効くんです。

もし皮膚がくっつかなったら
出血ドバドバで大惨事ですし、
薬が消化されなかったら
効果は発揮されません。


手術や薬のみならず、
全ての医療行為は
人体の働き(=神様の御守護)
を大前提に作られています。

神様の御守護が
当たり前のようにいつでも
あるからできる事です。
妻と娘がいるのも当たり前じゃない




これは天理教で有名なお話です。


「世界には、枕もとに食物を山ほど積んでも、食べるに食べられず、水も喉を越さんと言うて苦しんでいる人もある。そのことを思えば、わしらは結構や、水を飲めば水の味がする。親神様が結構にお与え下されてある。」
(『稿本天理教教祖伝』第五章 ひながた)


水の味がする。
そんな当たり前だと
思える事も
神様の御守護によって
成り立っているんです。


当たり前って有り難い!!
全ての事は有り難いんです。
そういうフィルターで世界を見ていれば
必ず喜び上手になります。
何でも喜べる。
そうすれば幸せの日々まっしぐら!



昔から路傍講演で
言っているんですが、
せになるのに一番手っ取り早いのは
当たり前のハードルを下げる事です。
お金も何もいりません。
心の在り方で幸せと感じれるんです。
太陽の光もありがたい。ぬくい。




ここ1、2年位は
花粉症でこんな風に
考えられる様になりました。

それまでは、こんな話は
10回も20回も聞いてきました。
でも、頭に知識として入っていただけで
心におさまっていなかったんです。
それが活きる場面になってみても
喜ぶことができませんでした。

未熟者でお恥ずかしいですが
30歳になってから
ようやく心におさまってきました。
その事にも有有り難いと思います。



あ、そうそう!
花粉症の時、雨は最高です。
花粉を地面に落としてくれます。
だからだいぶ症状がマシになります。

雨も神様からの恵み。
目の前で起きている事は
仮に自分が喜べなくても、
一方で誰かは喜ぶ事なんだろうなぁ
と思います。



花粉症の皆さん!!
一緒に頑張って!
今年も乗り越えましょう!!

今日も最高の
お風呂タイムに向けて
頑張りましょう!!(笑)



あー花粉症ありがたい!
目かゆい!!
おやすみなさい。

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