声は肥

こんにちは!
カレー大好き弟です。

毎日カレー食べたい。


僕は兄と違い、
めちゃくちゃおしゃべりです。
喋っていない時ももちろんあるんですが、
まぁ喋りまくります(笑)
沈黙に耐えきれないのも理由の一つですが、
もう一つ理由があるんです。
それは後ほど。


そんな僕の座右の銘は「声は肥」です。
声というのは不思議なもので、
悪口を言うと、脳は主語を認識できないので
悪口を言われているのと同様に
自分も脳にダメージを受けてしまいます。

また、スポーツ選手が絶好調でも
「お前今日調子悪いな」
と言われるとどんどん調子を落としてしまう
という研究結果もあります。

声は人にも、自分にも蒔ける肥料です。
お道の人なら良い言葉を出したいものです。
さて、声は肥。
実は明確には原典にないんです。



来る者優しい言葉掛けてくれ/\。道には言葉掛けてくれば、第一々々やしきには優しい言葉第一。何も知らん者、道はこんなものかと思てはならん/\。年取れたる又若き者も言葉第一。(中略)男という女という男女に限り無い/\。言葉は道の肥、言葉たんのうは道の肥/\。(中略)


第一言葉愛想、満足は言葉に限る。たゞ言葉と言うた処が、第一人に愛想たんのう知らずしては、道失うて了う/\。(中略)上から言葉掛けて優しいは道。

(おさしづ  明治三十四年六月十四日)




このおさしづが基になっていると思います。

言葉は人を簡単に勇ませますし、

逆に傷つけてしまうこともあります。



僕は高校生の頃、部活命!でした。

全てをバスケに注ぎ込んでいました。

全力ゆえに、練習中にミスをした

チームメイトに

きつい言葉を投げかけていました。


しかしきつい事を言われると

そのチームメイトは萎縮して

ますます動きが悪くなります。

テンションもパフォーマンスも落ちるんです。


そこに気づき、

「あまり良いことじゃないよなー」

って思い始めました。

それにやっぱり楽しくないんですよね。

そこで、言い方を変えました。


怒りながらの叱責から

褒めながら、前向きなアドバイスを

するようにしました。


「なんでそこでミスするねん!」

                 ↓

「ナイスナイス。でもコレをこうしたら

もっと良くなるからこうしよ!」



そうするとチームの雰囲気も

ガラリと変わり、

良い風に転がっていきました。





時は流れ、大学生の時。

既におしゃべり大好きになっていた僕。

自分と違う感性、思考の人との交流が

めちゃくちゃ楽しかったんです。

いい刺激をもらえるし、話を聞くのが

本当に好きでした。


大学構内では友人とすれ違うと

必ず声をかけ、冗談を言い

遠くにいるときは

声をかけて手を振りました。


あるとき、後輩から言われました。

「絶対見かけたら声かけたり

手を振ってくれるじゃないですか。

アレ、結構嬉しいです」

ビックリしました。

こっちは好きなことを

しているだけですからね(笑)



声をかけるだけで勇んでくれる。

挨拶だけで勇んでくれる。

そこから意識的に

声かけすることも増えました。


挨拶も「ハザス」みたいな

事務的な挨拶でなく、

「おはようございます!」

と元気に言うことを心がけています。



挨拶・声かけは誰にでもできる、

ノーリスクでできる

最高の勇ませ方だと思うのです。


これがもう一つ理由。

だから、僕はおしゃべりなんです。

一言多かったりもしますが…(;´Д`)


好きだからというのももちろんですけど、

ちょっと元気のない人や疲れている人、

もちろん何もない普通のテンションの人も

少しでも勇んで欲しいという想いも

含まれています。




陽気というは、皆んな勇ましてこそ、真の陽気という。めん/\楽しんで、後々の者苦しますようでは、ほんとの陽気とは言えん。めんめん勝手の陽気は、生涯通れると思たら違うで。

(おさしづ 明治三十年十二月十一日)




皆で陽気ぐらしの為に、

我々お道の者から良い言葉を

かけて互いに勇んでいきましょう!

今日も一日お疲れさまでした!



あーもうカレー食べたい。


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