こんばんは!
突然ですが、僕は祭儀のルーツ等を
そう、コレ。

弟の吉治です!
突然ですが、僕は祭儀のルーツ等を
調べるのが大好きなんです。
理由はわからないですが、気になると
理由はわからないですが、気になると
調べないと気が済まない。
そんな知識を皆様にちょっとおすそ分け
させてもらおうと思います。
「へぇ」にしかなりませんが、
話のタネって事で!!(笑)
今回は笏板(しゃくいた)です!
教服の先生がもっているアレです!
そう、アレ。
今回調べたのは神道の笏です。
天理教の笏板の
ルーツとなったものといいますか…
天理教の本では明示されていませんので、
悪しからず。
笏は本来、男の官人が束帯を着用した際に
威儀を整えるため右手に持ったものです。
「笏」という字は通常は「こつ」と
読みますが、その音が「骨」と通じるため
これを忌んで「しゃく」と呼ばれています。
笏の長さがおおよそ一尺である事から「しゃく」
と読むようになったという説もあります。
笏の発祥は中国で、前漢の時代に著された「淮南子」(えなんじ)にはこうあります。
「周の武王の時代、殺伐とした気風を
改めるため武王が臣下の帯剣を廃し、
その代わりに笏を持たしめた」
周は戦いの末に出来た国。
帯剣が常でした。
詳しくは封神演義を読もう!!
日本では奈良時代初期に使われ始めました。
画像の赤い服が武王
サイズは現在は決まっていないですし、
形も
「上が広くて下が狭く、
反りはなく平らで真直ぐなもの」
とだけ定められています。
また、素材も昔は決められていましたが、
現在は木を使う事だけが定められています。
伝わってきた当初は象牙などが
使われていたとか。
『神社祭式行事作法教範』によると、
笏の用途は
①「便宜のため」
②「道理を立つるため」
の二つに分類されます。
①の例としては、
・必要事項を記した備忘の紙(笏紙)
を内側に貼り付ける
(修養科で良く見る)
・人が拝する時に笏を杖として起居する
・老人が拝する時に笏を杖として起居する
(おじいちゃん先生にありがち)
・笏をもって人を招く
・笏をもって靴を直す
・修祓の時に大麻の代わりに用いる
などが挙げられます。
…靴履くのに使っていいんや(笑)
②の「道理を立つるため」ですが、
笏が真っ直ぐである事に倣い、
自分自身の姿勢を正し、容姿・威儀を整え、心の歪をも正し、敬意が篭る
敬礼作法として、神事で用います。
また、笏は神様と人間の間を
区切るモノだと教わりました。
御簾と同じ考えですね。
拝の時に地面に立て、
笏の向こう側は神様の領域
笏のこちら側は人間の領域
と分けるそうです。
それで敬意を示すと。
知るのと知らないのでは
また違ってきますね!
道具でも何でもそうですが、
ルーツを知るのが大事だと僕は思います。
知るのは楽しいし、行為や装束、所作の意味を
知ると動きも変わっていきます。
是非調べてみてください!!
今日はこの辺で!
需要があればまた書いていきまーす(笑)
次は教服だ!!
本日のおすすめ
PMA(positive Mental Attitude)/KEMURI
肯定的精神姿勢という意味です!
すごくワクワクするので是非聞いて下さい!
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