神殿の屋根にある三角形の話

こんばんは!一応。一級建築士の資格を持っています
ペーパー建築士の兄です(゜ロ゜)


本日は弟がせっかくなので、
建築の話をしてみたらと言ってくれたので、
書いてみます!
一応一度だけ書きました
さて、まずは一応私がなぜ建築を志したのか書いておこうと思います!


私は昔からLEGOで遊ぶのが好きで、
なんとなーくそういったもの作りに憧れがあったところからスタートしています(^_^;)


高校ではなんとなく理系に進み、両親のお陰で少し頭の出来がよかったので、
指定校推薦で楽々建築学科の大学に入学!


で、実際に大学に通ったのですが、
同級生の会話が



ここの空間の広がりが…


本当に気持ちいいスペースとは…


という、私にとっては


『それは、人それぞれやと思うけど…』


と思うことばかりで馴染めず
(大学の友達は本当に少ないですね…(^_^;))


正直、建築って本当に自分がしたいことなのかな?と本気で悩んだ時期を経て、
今に至ります(笑)


それでも建築士になってしまったのですね(笑)(゜ロ゜)


まぁ、そんな感じですが、ゆるーく


天理教教会本部の神殿や、教祖殿、祖霊殿、おやさとやかた等の豆知識などをちょくちょく出していきたいと思います!




本日は前置きが長くなってしまったので、簡単な話からさせて頂きます!


屋根のある部分についてお話させて頂きます!


↑これって何て言うかわかりますか?





天理 建物

とかでググったらこの三角の特徴的な屋根の形の写真がよく出てくると思います!


これを千鳥破風といいます。


むかーし、むかし照明がなかった時代には、この千鳥破風の格子の隙間の部分から建物内部に光を通していたと聞いたことがありますが、


今は飾りです!

しかし、この破風があるからこそ、荘厳で格式のあるような雰囲気が出て、私はめちゃくちゃカッコいいな!
と思います!


飾りですが…(^_^;)


さて、その三角形の真ん中辺りに飾りがついていますが、


これを懸魚 げぎょ


と言います!

古来から建物の天敵は火でした!

よって、建物には至るところに火に対するおまじないをしているわけです!
その一つが懸魚です!

建築物にはこうやって火から守るために水にまつわる飾りなどが至るところにあるようですね!

ちなみに昔は実際に魚をかけていた時代もあったそうです!


カッコいいですよね(^^)
ちなみにこの懸魚にもいろんな形があるんですが、それはまた紹介しますね!

それで私はしみじみ思うのですが

この神聖な場所を何とかして守っていきたいという
先人の思いが建物の細部に宿っているんだなと思うのです!

本当に見ていて大切に使わせてもらわんとなと思う今日この頃です!


だんだん建築の世界も面白く感じてきたんじゃないですか?(^_^)


今日はこの辺で!またこの話の続きをします!多分(笑)

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